エジプト2部で悲劇的な事故…決勝弾に興奮した監督が心臓発作で死亡

 エジプト2部リーグで、決勝ゴールに興奮した監督が心臓発作で急死する事故が起きた。

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 アル・マジドのアドハム・アル・サラダル監督はエジプト2部リーグのアル・ジャルカ戦で、スコアレスで迎えた後半アディショナルタイムに自チームが決勝点を挙げた際、心臓発作を起こし卒倒。救急車で緊急搬送され、病院で死亡が確認された。アル・サラダル氏は選手時代に、イスマイリーSCでエジプト ・プレミアリーグと国内カップを制覇。その後は監督としてキャリアを積み、今シーズンはアル・マジドを率いてリーグ7位に位置していた。

 アル・サラダル氏の死亡を受けアル・マジドが6日間の喪に服すと宣言し、以前所属していたイスマイリーも3日間喪に服すと声明で発表。「クラブ取締役会は、チームのスターであり元コーチであったアル・サラダルの死を悼み、故人の魂に対して3日間の喪に服すことを宣言する。全能の神に、故人をその広大な慈悲で覆い、その広大な庭園に入れるよう祈る」と哀悼の意を表した。

エジプト2部で監督が心臓発作で死亡 Photo Matthew Ashton - AMA

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