僅差で表彰台を逃したオコン「悔しいが、いい仕事をしたことを誇りに思う」アルピーヌ/F1第21戦決勝

 2021年F1サウジアラビアGP決勝で、アルピーヌのエステバン・オコンは4位を獲得した。レース中盤から3番手を走行していたが、チェッカーフラッグを受ける直前にバルテリ・ボッタス(メルセデス)に抜かれ、表彰台を逃した。

■アルピーヌF1チーム
エステバン・オコン 決勝=4位
 全力を尽くしたよ。僕の中の“競争者”は、あれほどのわずかな差でポディウムを逃したことに落胆している。でも、僕はこのチーム全体を心から誇りに思っている。今日、僕らはすばらしいことを成し遂げた。4位に入賞して、何よりも重要な選手権争いで12点を追加したんだ。レース中に行ったいくつかの判断が、すべて正しかった。コース上でできることはすべてやり、適切なタイミングで戦略的な判断をした結果として、可能な限りにおいて最善の順位と大量得点を手にした。

2021年F1第21戦サウジアラビアGP エステバン・オコン(アルピーヌ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)のバトル

 ポールポジションからスタートするのも、すごく楽しかったよ。GP3時代の2015年以来のことでね。だが、僕のレースは、ルイス(ハミルトン)やマックス(フェルスタッペン)とトップを争うことではないのは分かっていた。まあ、そうは言っても、優勝争いに加わるチャンスはあったわけで、胸を張って大いに誇りに思いながらここを離れることができる。アブダビでは、いい感じでシーズンを締めくくり、またチャンスが訪れればそれを生かせるようにしたい。

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