東京パラリンピックで銀メダルに輝いた宇田秀生選手(34)=NTT東日本・NTT西日本=が9日、横浜市役所を訪れ、五輪を含めトライアスロンで日本代表選手として初めてメダルを獲得したことを山中竹春市長に報告した。
宇田選手は今年5月の「ワールドトライアスロンパラシリーズ横浜大会」では3位に入った。日本トライアスロン連合の幹部と訪れた宇田選手は「横浜大会のおかげでいい成績を残せた」と話し、大会開催都市への感謝を伝えた。
山中市長は「国民に夢と希望と勇気を与えてくれた」とたたえ、「横浜でトライアスロンを盛り上げていきたい。(宇田選手に)ぜひ力添えを」と要望した。
トライアスロンへの挑戦に関心を示した市長に、宇田選手はすかさずランニングシューズをプレゼント。「必要であれば僕がサポートします」と笑顔で誘っていた。