<冬きらめく2021> 初めての光 目を輝かせ

初めての光に興味津々の栗原圭斗ちゃん。母の直子さんも笑顔を見せる=佐世保市、島瀬公園

 長崎県佐世保市の冬の風物詩「きらきらフェスティバル」。街を彩るイルミネーションに、今年6月に生まれた栗原圭斗ちゃん(0)は興味津々の様子だった。
 母の直子さん(30)と3人の姉と一緒に島瀬公園を訪れていた。直子さんが「この景色を見たり音楽を聴くと年末だなって」と言うように世間はクリスマスモード。公園のモミの木の電飾に近づくと圭斗ちゃんは「これは何?」と言わんばかりに目を輝かせた。
 話すことはできないと分かっていたが、圭斗ちゃんに聞いてみた。
 「初めて見てみてどうだった? きれいだった?」
 「…(間をおいて手をパタパタしながら)あー」と反応を示してくれた。
 会場は、癒やしを求める家族連れやカップルらでにぎわっている。写真撮影や会話を楽しむ市民らの笑顔も光に照らされ、和やかな光景が広がっている。


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