長崎県佐世保市の冬の風物詩「きらきらフェスティバル」。街を彩るイルミネーションに、今年6月に生まれた栗原圭斗ちゃん(0)は興味津々の様子だった。
母の直子さん(30)と3人の姉と一緒に島瀬公園を訪れていた。直子さんが「この景色を見たり音楽を聴くと年末だなって」と言うように世間はクリスマスモード。公園のモミの木の電飾に近づくと圭斗ちゃんは「これは何?」と言わんばかりに目を輝かせた。
話すことはできないと分かっていたが、圭斗ちゃんに聞いてみた。
「初めて見てみてどうだった? きれいだった?」
「…(間をおいて手をパタパタしながら)あー」と反応を示してくれた。
会場は、癒やしを求める家族連れやカップルらでにぎわっている。写真撮影や会話を楽しむ市民らの笑顔も光に照らされ、和やかな光景が広がっている。
<冬きらめく2021> 初めての光 目を輝かせ
- Published
- 2021/12/10 11:00 (JST)
- Updated
- 2021/12/11 10:35 (JST)
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