泉谷駿介、住友電工内定 男子110障害日本記録保持者

住友電工に入社が内定した泉谷=6月、大阪・ヤンマースタジアム長居

 住友電工は13日、陸上男子110メートル障害の日本記録保持者で、東京五輪代表の泉谷駿介(21)=順大、武相高出身=の入社が内定したと発表した。4月1日付けで、同社陸上部に加入する。

 泉谷は6月の日本選手権で13秒06の日本新記録を出して優勝。8月の東京五輪では日本勢57年ぶりに準決勝に進んだ。走り幅跳び、三段跳びでも好成績を残しており、来夏の世界選手権や2024年パリ五輪へ向け、複数種目で活躍が期待されている。

 同社は男子100メートルの東京五輪代表、小池祐貴、多田修平らが所属する強豪。泉谷のほか、男子短距離の上山紘輝(近大)、安田圭吾(大東大)も入社する。

© 株式会社神奈川新聞社