18歳以下の子どもへの10万円相当の給付を巡り、厚木、海老名、秦野の3市と葉山町は、中学生までの児童手当受給世帯を対象に年内中に現金10万円を支給する方針を決めた。
厚木市は中学生までの児童手当受給世帯2万5200人を対象に年内に支給できるよう準備を進め、23日と28日に5万円ずつ振り込む予定。高校生のみの世帯など約7千人には、来年1月以降に申請を受けて支給する。
海老名市は中学生までの児童手当受給世帯(高校生の兄弟姉妹がいる世帯含む)の約1万7千人に、現金10万円を27日に一括支給できるよう進める。高校生のみの世帯など約4千人は、来年1月から申請を受けて順次支給する。
秦野市も海老名市と同じ仕組みで約1万7千人を対象に一括支給する方針。24日に児童手当が振り込まれる口座に入金する。高校生のみの世帯については申請を受け、年明けに支給を予定している。
葉山町は約4300人に給付する関連費用約4億3千万円を計上した2021年度一般会計補正予算案を、町議会に追加提案した。年内に児童手当受給世帯の約3400人に支給し、年明け以降順次、高校生のみの世帯などに支給する。