色彩豊か 絵や陶芸 24日まで みなみのかぜ支援校展

みなみのかぜ支援学校の児童生徒の作品を展示している「なないろ作品展」

 宮崎市清武町の県立みなみのかぜ支援学校(川越俊彦校長、216人)の「なないろ作品展」は16日、同市の宮交シティ2階ガリバー広場で始まった。小学、中学、高等部の児童生徒が制作した色彩豊かな元気あふれる作品の数々が来場者を楽しませている。24日まで。
 会場には絵画や陶芸など、自由な発想で表現した約200点が並ぶ。吹き抜けには宮崎西高美術部と共同制作したカラフルで巨大な魚や卵の立体作品がつるされ、来場者は写真を撮るなどして楽しんでいた。
 児童生徒会長で高等部3年の倉元雅さん(17)は「みんなが一生懸命に取り組んだ作品を多くの人に見てもらい、元気で前向きな気持ちになってもらいたい」と話していた。
 2012年から毎年開催し、今回10回目。同校によると、年々来場者も増え、子どもたちの作品制作への大きな励みになっているという。

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