18日の県内 山沿い大雪 海沿い暴風雪 交通障害に注意、警戒 

 強い冬型の気圧配置の影響により、18日の県内は山沿いで大雪、海沿いで暴風雪になる見込み。上越では同日午後6時までの24時間降雪量が平地で25センチ、山沿いで70センチと予想され、前日夜から一部電車が運休になるなど、すでに影響が出ている。各機関は大雪、暴風による交通障害などに注意、警戒を呼び掛けている。

◇低気圧通過後強い冬型に

 新潟地方気象台によると、急速に発達しながら日本の東と、北海道から千島近海へ進む二つの低気圧があり、これらの通過後、北陸地方の上空には強い寒気が流れ込み、18日にかけ強い冬型となる見込み。18日に上越で予想される最大風速(最大瞬間風速)は陸上で15メートル(30メートル)、海上で25メートル(35メートル)、波の高さは6メートル。17日午後、暴風雪警報が発令された。

◇高速、国道で通行止めも

 大雪や暴風雪が見込まれることから、JRの信越本線や大糸線は、17日夜から18日午前にかけ、特急または全ての電車の運休を決定。高速道路では北陸道の柿崎―柏崎IC間、上信越道の上越高田―信濃町IC間で通行止めの可能性があり、並走する国道でも通行止めの可能性があるという。

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