長崎で初雪観測 厳しい寒さ、きょうも

初雪が観測され、厚着をして寒そうに横断歩道を渡る人たち=17日午後3時51分、長崎市内

 九州北部の上空に強い寒気が流れ込み、長崎地方気象台は17日、長崎市で初雪を観測したと発表した。平年と比べ6日、昨シーズンより2日遅い。
 初雪は同市南山手町の同気象台の機器が午後2時50分に観測。午後6時現在、最低気温は平戸3度、五島市福江4.1度。いずれも今季一番の冷え込みとなった。長崎市内では厚着をして寒さをしのぐ通行人の姿が見られた。同気象台によると、厳しい寒さは18日まで続く見通し。
 風も強く、大村では最大瞬間風速23.1メートルに達し、12月の観測史上最大を記録した。空の便は欠航が相次いだ。


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