浜屋・ココ・アミュが初コラボ 各施設買い物で商品券 1月2日の初売りから

3館合同企画のポスター

 長崎市の浜屋百貨店(浜町)、みらい長崎ココウォーク(茂里町)、アミュプラザ長崎(尾上町)は17日、新年1月2日からスタートする初売りに合わせ、商品券が当たる合同企画を発表した。同市内で競合関係にある3商業施設がタッグを組むのは初めて。「長崎の街を笑顔に!」を合言葉に、買い物客の回遊を促し、新型コロナウイルス禍の影響で落ち込んだ消費や街のにぎわいの回復を図る。
 これまでココウォークとアミュは元日から営業してきたが、働き方改革などの観点から来年1月1日は休館(一部店舗を除く)。3館の初売り日がそろうことに合わせ、11月上旬から企画を準備してきた。
 初売りは午前10時に一斉スタート。お年玉抽選として、2~10日、3館で買い物をしたレシート(1館千円以上)のうち2館分を専用の応募用紙に貼って申し込むと、抽選で300人に3千円分の商品券セット(各館千円分)が当たる。福袋はそれぞれ7千個前後を予定。事前予約ができ、密の回避を促す。今月21日からは、長崎バス10台に企画を周知するラッピングを施し、市内を走行する。
 各施設の担当者は「今回はあくまでスタート」と位置付け「今後にもつなげていきたい」と口をそろえている。


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