活性化へ住民の声調査 都農で宮大生探索実習

 都農町で17、18日、宮崎市・宮崎大地域資源創成学部の1年生19人が「地域探索実習」として町民への聞き取りや視察を行った=写真。地域活性化案をまとめ、来年1月28日に発表する。
 17日、学生は町中心部を散策。多目的交流広場「スズキハウス」を訪ねたグループは、運営団体会員らと「住民の居場所になっているんですね」と楽しげに会話。生活の困りごとを聞き取った。町幹部らの講話のほか、18日には郊外地区の視察や市場調査も行った。
 同学部の小村理歩さん(18)は「事前に学んで想像していた以上に、住民から直接聞く悩みは深刻だった。都農への強い愛着も感じた。皆さんがより町を好きになれる提案をまとめたい」と話した。

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