大掃除で学校ピカピカ 冬休みがスタート 長崎県内小中学校で終業式

冬休みを前に、張り切って学校を掃除する児童たち=長崎市立女の都小

 長崎県内多くの公立小中学校で24日、2学期の終業式があった。新型コロナウイルスの感染状況が落ち着きを見せる中、体育館に全校児童を集めて式を開いた小学校も。2週間余りの冬休みが始まった。
 長崎市女の都4丁目の市立女の都小(松田伊知郎校長、142人)は、1学期の終業式などは各教室をオンラインでつなぐリモート形式で実施したが、今月から体育館での全校集会を再開。終業式で松田校長は「来年1月の始業式で新年の目標や夢を聞くので、どんな自分になりたいかを決めておいて」と呼び掛けた。
 児童代表の2人が2学期の振り返りや新年の目標を発表。2年の岩永彩良さん(8)は「冬休みは大掃除を頑張って、おうちをぴかぴかにしたい」、5年の﨑戸ひまりさん(11)は「2学期は野外宿泊学習で友だちと協力する大切さを学んだ。3学期は算数の自主学習や、授業で手を挙げられるよう頑張る」と決意を語った。
 式の終了後、児童たちは教室や廊下の掃除に取りかかり、隅々までほうきで掃いたり雑巾がけしたり。きれいになった教室で通知表を受け取り、クリスマスや正月などイベントが盛りだくさんの冬休みに入った。

© 株式会社長崎新聞社