【PLプレビュー】新型コロナ感染者が復帰 ビッグクラブは過密日程を乗り切れるか

 コロナウイルスの集団感染が確認された各クラブも、ようやく陽性者が復帰を果たす。万全な状態ではないものの、年末年始の過密日程へと続くクリスマス明けの一戦は、是が非でも勝ち点を獲得したい。

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トッテナム・ホットスパー vs クリスタル・パレス
・リーグ戦ホームでトッテナムは、パレス戦ここ12試合でわずか1敗。1997年11月に喫しただけで(7勝4分)、計13-1で圧倒し現在6連勝中だ。
・トッテナムは2003-04シーズンにポーツマスに敗れて以来、ボクシングデーのリーグ戦で14試合無敗(11勝3分)。イングランドサッカー上位4リーグでは最長の記録だ。
・トッテナムはプレミアのロンドン勢対決で6戦5敗していて(1勝)、今シーズンのロンドン・ダービーで獲得した勝ち点は他のどのクラブよりも少ない。

アストン・ビラ vs チェルシー
・今シーズン第4節でビラに3発快勝しているチェルシーは、今節勝利でプレミアリーグ7回目のダブル達成。ビラ相手に7回以上ダブルを成し遂げたのは、マンチェスター・ユナイテッド(15回)とマンチェスター・シティ(8回)だけだ。
・同カードがボクシングデーに実現するのは今回で6回目。チェルシーはこれまでの5戦で無敗をキープしていて(3勝2分)、2007-08シーズンの前回対戦ではスタンフォード・ブリッジで4-4の引き分けに終わった。
・プレミアリーグ史上ボクシングデーに行われた試合でレッドカードが出たのは38試合。2007-08シーズンのビラとチェルシーの一戦では、両チーム合わせ計3人が退場処分となった。

ニューカッスル・ユナイテッド vs マンチェスター・ユナイテッド
・マンUはニューカッスルとのリーグ戦で112ゴールと記録。プレミア史上1つの相手にこれ以上得点したチームはいない(アーセナルvsエバートン:112得点)。
・クリスティアーノ・ロナウドはニューカッスル戦で7得点を挙げており、これ多いのはビラ戦のみ(8ゴール)。今シーズンの復帰戦を含め4戦連続ゴール中だ。
・ニューカッスルは2021年のプレミアで79失点を喫しており、同大会において1年間の最多失点数に。トップリーグでニューカッスル以上に失点したのは、1985年のWBAだけだ(87失点)。

新柄コロナ感染拡大乗り越えたビッグクラブは勝ち点獲得なるか Photo Craig Mercer/MB Media

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