駅前で気軽にスポーツを楽しんでもらおうというイベント「FUJISAWA SPORTS PARK」が25日、藤沢駅北口のサンパール広場で開かれ、駅利用者らが飛び入りで参加し、さまざまなスポーツを体験した。
同広場では許可なく球技をする行為は条例で禁止されている。今回は、駅前広場を活用した地域活性化やスポーツ空間の創設といった公共的な使用目的で、同広場を管理する藤沢駅周辺地区エリアマネジメント(エリマネ)が主催した。
同広場には、四角形と十二角形の二つのケージを設営。ケージの中では、少人数で走らず、互いに接触せずにプレーする「ウオーキングサッカー」の愛好家が実際に試合を行い、広場を行き交う人々に参加を呼び掛けた。
このほか、小学生を対象にした2×2フットボール、車いすやボッチャなどパラスポーツの体験なども行われた。
同イベントを企画したエリマネアイデアワーキング・スポーツチームリーダー穴水大介さんは「球技を禁止する広場や公園もあるが、安全対策に万全を期し環境を整えれば、駅前でもスポーツを楽しめることを実証したい」と話した。
イベントは26日も行われる。