スターリッジ、愛犬発見したラッパーに謝礼金340万円の支払い命令

 元イングランド代表FWダニエル・スターリッジは、行方不明の愛犬を見つけた人物に報酬を支払わなかったとして、2万2400ポンド(約340万円)の謝礼金の支払い命令が下された。

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 32歳スターリッジは2019年7月にロサンゼルスの別荘で強盗の空き巣被害に。愛犬のルッチが攫わられ、スターリッジはInstagramで「どうか彼が帰ってくるのを手伝ってほしい」と投稿し、発見者には2万〜3万ポンド(約270万〜400万円)の報酬金を支払うと呼びかけていた。その後ルッチは、地元で「キラ・フェイム」という名でラッパーとして活動するフォスター・ワシントン氏により発見され、スターリッジと無事再会。ところがスターリッジはSNSで感謝こそ伝えたものの、肝心の報酬をワシントン氏に支払わなかったようだ。

 これにより両者は裁判沙汰に発展し、ワシントン氏がスターリッジに報酬を請求。結果ロサンゼルス裁判所は、スターリッジに2万2400ポンドの謝礼金を支払うよう命じた。スターリッジはSNSで疑惑を否定し、「他人が個人的な利益を得ようとしている、ルッチを見つけた方には報酬を支払ったし一緒に写真を撮った。クリスマスの日に強盗の事を思い出さなければならないのは恥ずべきことだ」と主張している。

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 一方ワシントン氏は、「失望させられた。願わくば彼がお金を支払い、控訴しないのを望む」とコメント。「1年以上争っていたこの事件が終わってホッとしている。未だに信じられない気分だよ。犬を見つけた時、僕の人生はもっと良くなると思ったんだ」と伝えた。

スターリッジが謝礼金支払命令に反論 Photo James Worsfold

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