【2021年引退車両】新幹線E4系電車 定員1,634人のオール2階建て新幹線

20171202 E4系 16両編成 高崎〜上毛高原 P:鉄道博士

2021年に引退した鉄道車両を振り返ってみます。高崎を拠点に鉄活動を行っている私にとって、やはり大きかったのは、10月1日を最後に定期列車から引退した新幹線E4系電車です。12輛編成のオール2階建て新幹線として登場したE1系は、分割・併合によって需要に適切に応えることが難しかったため、E4系は8輛編成とされ、2編成を連結して16輛編成としても運行できるように開発されました。

上の写真は、高崎駅北の上越新幹線と北陸新幹線の分岐点のさらに北側を走るE4系16輛編成を超望遠レンズで撮影したものです。あえてシャドーを暗くしていますが、分岐点がお分かりいただけるかと思います。超望遠レンズの圧縮効果で、高崎の街を背景に、上越新幹線を駆け抜けるE4系を撮影してみました。冬は大気がクリアになる日が多いですし、太陽の位置が低いため、列車を照らす斜光がとても美しかったです。

20191231 E2系 E4系 高崎〜上毛高原 P:鉄道博士

20210907 E7系、E4系、East i 高崎 P:鉄道博士

20210915 Maxたにがわ316号・Maxとき316号 本庄早稲田〜高崎 P:鉄道博士

【著者】鉄道博士 / Dr. Railway

生後2ヶ月より、鉄道を眺め始め、列車の音が、子守唄代わりになる。 3歳で、交通博物館(鉄道博物館の前身)のリピーターとなる。保育園に登園前の早朝から、最寄駅に年200回ペースで通い始める。 5歳で、鉄道に関するニュースが読みたい欲で、毎日、複数の新聞を読むようになる。小学校入学までには、ほとんどの漢字を読めるようになる。 小学校の入学祝いに「国鉄監修 交通公社の時刻表(現 JTB時刻表)」を買ってもらい、全ページ読破し、旅行の計画を立てるようになる。 10歳で、一眼レフでの鉄道写真撮影をスタート。学生時代は、鉄道の写真をひたすら撮る生活を送り、塾等も行かず、法政大学へ入学。 その後も、企業の取締役、海外との業務提携等の仕事をしながら、鉄道写真を撮り続け、鉄道誌に寄稿を続ける。 1949年以降の日本の車輌であれば、数百種類の車輌の解説が可能。それぞれの特徴や魅力も含めて何でも楽しく解説する姿から”鉄道博士”と呼ばれるように。

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