元マンUのDFブラウン、ファーガソンとベッカムの確執を回顧「レアル移籍は一番のサプライズ」

 元マンチェスター・ユナイテッドのウェズ・ブラウンは、サー・アレックス・ファーガソンとデイビッド・ベッカムの確執を回顧した。

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 2003年に関係悪化が囁かれていたファーガソンとベッカムは、FAカップでアーセナルに0-2で敗れた後ドレッシングルームで衝突。ファーガソンが靴を蹴り上げると、ベッカムの額に直撃して額から血を流す“フライング・ブーツ事件”が勃発した。結果この事件が決め手となり、同年にベッカムはレアル・マドリードに電撃移籍。ブラウンはイギリス紙『DailyMail』のインタビューでベッカムの放出は驚きだったとし、同時にファーガソンへの信頼は揺るがなかったと明かした。

「ベックス(ベッカム)はワールドクラスでまだ28歳だったから、一番のサプライズだったね。それでも、クラブ内部ではファーガソンに疑問を持たなかった。私は3つの素晴らしいマンUでプレーしたけど、彼は常に時代の流れに乗り、新たなチームを作るタイミングを知っていた。陳腐な言葉だけど、常にチームが最優先だった」。

元マンUのDFがファーガソンとベッカムの確執を回顧 Photo Ben Radford

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