子ども施設へ新米500袋 都城地区建設業協が寄贈

 都城地区建設業協会(長友俊美会長)は27日、地区内の子ども食堂や児童福祉施設に、5キロ入り新米計500袋を寄贈した=写真。
 贈り先は、入所、利用者の数に応じて高千穂学園(200袋)、石井記念有隣園(100袋)、県立みやざき学園(20袋)、みやざき県南子ども食堂ネットワーク(180袋)。
 山之口運動公園造成工事施工業者安全協議会の9社からの寄付金でJA都城を通じ購入した。
 贈呈式は都城市の都城建設会館であり、各団体の代表者が出席。長友会長が目録を手渡し「地区内で大型工事が続く中、建設業はコロナの影響もなく順調。今後とも継続して支援したい」とあいさつした。
 同ネットワークの末永陽子代表は「助成を得ても、どの子ども食堂もかつかつの状態で運営している。子ども食堂は経済的に苦しい子どもから高齢者が集う場になっている。1月から新米を食べさせたい」と代表して感謝の言葉を述べた。

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