休みなく働く23歳ADの葛藤を描く 「この街と私」公開決定

監督・脚本・編集を務めた永井和男の実話を元にした映画「この街と私」が、2022年3月4日より劇場公開されることが決まった。

「この街と私」は、バラエティ番組を作るために制作会社に入社したが、深夜に街の良さを紹介する番組「この街と私」を担当している23歳のAD・村田美希の葛藤を描いた作品。休みなく働いている美希は、彼氏の翔也と同棲している部屋に寝るために帰っている状況で、彼氏の話もろくに聞けていない。ある日、企画を出したお笑いの特番を一蹴されてしまった美希だが、「この街と私」の街頭インタビューを初めて一人で任せられる。だが、撮ってきた素材を見たディレクターに、「使えない」と言われてしまう。

監督・脚本・編集を務めたのは永井和男。自身の実話を元にして作り上げられた。美希役を上原実矩、翔也役を佐野弘樹が演じている。地域発信型映画として東京都葛飾区を舞台に制作され、葛飾観光大使でもあるLiLiCoが本人役で登場する。ほかにも、大西ライオン、天竺鼠の川原克己、大溝清人(バッドボーイズ)らも出演している。短編映画「くさいけど「愛してる」」「霞立つ」が併映される。

【コメント】

■村田美希役:上原実矩

気がつけば撮影から3年経っていることに驚きながらも、
沖縄国際映画祭での初上映からめぐりめぐって
東京で劇場上映していただけることを嬉しく思います。
私自身、初めて中編作品で主人公として真ん中に立たせていただいたり、準備期間も撮影日数も少なかったりでいっぱいいっぱいになりながらも、
そんな様子を主人公の美希と重ねて日々一生懸命過ごしていました。
こいつぶっさいくだなー!がんばれよー!なんて、笑って応援していただけたら嬉しいです。(笑)
大変な時期ではありますが、劇場でお会いできることを楽しみにしています。

【作品情報】
この街と私
2022年3月4日(金)よりアップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
配給:アルミ―ド
©2019地域発信型映画「この街と私」製作委員会

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