2022年1月1日(元日)も日本海側では北陸や北日本を中心に雪が続き、大雪や猛ふぶきに警戒が必要となる。
一方、太平洋側ではきょう雪が降った所でも天気が回復し、晴れる所が多く、初日の出も広い範囲で見られそうだ。
ただ、かなり冷え込みが厳しくなるため、万全な防寒対策が必要となる。
初日の出は極寒とともに
元日も強い寒気の流れ込みが続くため、山陰から北の日本海側では雪となりそうだ。
午後になると西日本の雪は止んでくるが、北陸や北日本では夜にかけて断続的に降り、猛ふぶきになるおそれがある。
引き続き、大雪による交通障害や路面の凍結、着雪などに注意、警戒が必要となる。
一方、太平洋側の各地は晴れる所が多く、初日の出も見られる所が多い見込み。
東北は雪の降る所があり、近畿もやや雲が広がりやすいが、雲の切れ間からチャンスはありそうだ。
ただ、いずれにしても気温が低く、かなり冷え込みが厳しくなる。北日本だけでなく、関東や東海でも氷点下まで気温が下がりそうだ。
予想最低気温は仙台で‐4℃、東京で‐2℃、名古屋で‐1℃などとなっている。凍えるような冷え込みとなるため、万全な寒さ対策が必要だ。
また、雪が降った所では、路面の凍結にも注意が必要となる。
(気象予報士・多胡安那)