20220103 14系客車 下今市 P:鉄道博士
こんにちは!! 鉄道博士だよ!! 皆さんは、お正月の三が日を楽しまれましたか? 私は、2022年1月3日、東武日光線の下今市駅にやってきました。この駅から、東武鬼怒川線が分岐しています。SL大樹/DL大樹の基地である、下今市機関区が併設されています。
20220103 オハテ12-2 下今市 P:鉄道博士
2021年に登場した「SL大樹/DL大樹」用展望車 オハテ12です。JRから譲渡された国鉄型 12系客車を東武鉄道が改造して誕生しました。車体側面には「大樹 TAIJU」のロゴがあります。
20220103 オハテ12-2 下今市 P:鉄道博士
「大樹」用の客車は2編成あります。こちらは、青い12系・14系客車からなる3輌編成です。
20220103 オハテ12-2 下今市 P:鉄道博士
台車の横には、雪の塊が落ちていました。走っている間に車体に付着した雪塊が落下したのでしょう。
20220103 DL大樹に充当される14系とDE10 下今市 P:鉄道博士
JR北海道の「北斗星」塗装のDD51を模したDE10がオハフ15-1に連結されていました。DE10のエンジンはアイドイング状態でした。
20220103 オハテ12-2 下今市 P:鉄道博士
オハテ12-2の妻面には、改造を手掛けた東武鉄道の銘板が付いていました。
20220103 オハテ12-2 下今市 P:鉄道博士
「展望」の文字は、国鉄らしいフォントです。
20220103 オハテ12-2 下今市 P:鉄道博士
オハテ12-2の横を、東武鉄道の職員さんが確認のために通りました。
20220103 オハテ12-2 下今市 P:鉄道博士
車体側面には、このように、オリジナルの12系では存在しなかったサボが付いています。旧型客車っぽくする演出なのでしょう。
20220103 オハテ12-2 下今市 P:鉄道博士
中間車の展望車というのは、大変珍しいです。他にはないのではないでしょうか。
20220103 オハテ12-2 下今市 P:鉄道博士
20220103 14系/12系客車 下今市 P:鉄道博士
下今市駅の西側には、冠雪した美しい山並みが見えます。
20220103 14系客車・DE10 下今市 P:鉄道博士
跨線橋から東側を見たのが上の写真です。
20220103 14系客車 下今市 P:鉄道博士
下今市機関区寄りの側線には、茶色い客車の3輛編成が留置されていました。
20220103 オハテ12-1 下今市 P:鉄道博士
茶色い客車の編成にも、展望車 オハテ12が組み込まれています。赤帯が印象的です。こちらも、旧型客車のテイストを再現しているようです。
20220103 新藤原行きの6050系とDE10 下今市 P:鉄道博士
隣のホームに、新藤原行きの東武鬼怒川線普通列車が入線してきました。今日は、この6050系電車に乗って、東武鬼怒川線の新高徳駅に向かいます。
20220103 DE10と6050系 下今市 P:鉄道博士
JRからやってきたDE10と6050系が並びました。
20220103 6050系と20400型 下今市 P:鉄道博士
20400型の上り列車がやってきました。
20220103 オハテ12-1 下今市 P:鉄道博士
新藤原行き普通列車の発車まで、まだ時間があるので、茶色い客車を撮影します。
20220103 オハテ12-1 下今市 P:鉄道博士
オハテ12-1にも、側面にサボが付いています。
20220103 オハテ12-1 下今市 P:鉄道博士
オハテ12-1は、オハテ12-2と色が違うだけで、設計は同じようです。
20220103 下今市機関区 下今市 P:鉄道博士
下今市駅ホームから、下今市機関区の建屋が見えます。
20220103 DE10 下今市 P:鉄道博士
検修庫内には、赤いDE10が見えます。
20220103 DE10 下今市 P:鉄道博士
検修庫内では、何か作業をされているようです。
20220103 14系客車 下今市 P:鉄道博士
下今市駅の北側にも、冠雪した山並みが見えます。美しい風景です。
20220103 14系・12系客車 下今市 P:鉄道博士
国鉄急行型客車が東武鬼怒川線で活躍しているのは、嬉しいものです。
20220103 6050系 下今市 P:鉄道博士
さて、こちらが今回乗車する6050系です。ミシンロボさんが執筆した記事「【徹底解説】東武6050系とはどのような電車なのか」を見て、引退が近い6050系に乗り、SL大樹を沿線で撮影する日帰り旅行を思いつきました。
20210103 6050系 下今市 P:鉄道博士
SL大樹が走る駅はレトロな演出がなされており、昔風の駅名標が設置されています。
20210103 6050系 下今市 P:鉄道博士
6050系の隣には、20400型の下り列車が入線してきました。
20210103 6050系 下今市 P:鉄道博士
6050系の床下には雪が付着しています。
20210103 6050系 下今市 P:鉄道博士
6050系の停車しているホームに行ってみると、この車両は野岩鉄道所有車だとわかりました。
20210103 6050系 下今市 P:鉄道博士
新藤原行きの方向幕が出ています。
20210103 6050系 下今市 P:鉄道博士
新藤原寄りのクハの貫通扉には雪がごっそり付着していました。
20210103 6050系車内 P:鉄道博士
6050系の車内には、ボックスシートが並んでいます。
6050系車内でVR動画を撮影しました。360°見たい方向に回してご覧ください。VRゴーグルにも対応しています。
20210103 6050系 新高徳 P:鉄道博士
新高徳駅に到着しました。
20210103 6050系 新高徳 P:鉄道博士
単線の東武鬼怒川線を駆け上がっていく6050系を見送りました。
20210103 新高徳 P:鉄道博士
新高徳駅の駅名標も、懐かしいタイプです。
20210103 新高徳 P:鉄道博士
新高徳駅のホームは、1面2線の島式ホームです。階段を上がります。
20210103 新高徳 P:鉄道博士
新高徳駅の駅舎内は、このようになっています。
20210103 新高徳 P:鉄道博士
右から左に書かれた駅名標は、戦前の姿をモチーフにしているのでしょうか?
20210103 新高徳 P:鉄道博士
新高徳駅舎は、「JAPAN WOOD DESIGN AWARD 2020」を受賞しているようです。素敵な木造駅舎です。
20210103 新高徳 P:鉄道博士
冬らしい装飾がありました。
20210103 新高徳 P:鉄道博士
新高徳駅舎の全景です。
20210103 東武100系 新高徳 P:鉄道博士
新高徳駅の踏切が鳴り出しました。100系特急スペーシアの上り列車が通過しました。
20210103 中岩橋の横にある踏切 P:鉄道博士
新高徳駅から、駅前の道を南進します。鬼怒川にかかる中岩橋を渡り、その横にある小さな踏切を渡ります。
20210103 中岩橋の横にある踏切 P:鉄道博士
下り特急(東武500系リバティ)がやってきました。
20210103 中岩橋の横にある踏切付近の坂道 P:鉄道博士
この坂道を、滑らないように気をつけて上ります。
20210103 中岩橋の横にある踏切付近 P:鉄道博士
ここは公園になっています。
20210103 中岩橋の横にある踏切付近 P:鉄道博士
上の写真の左手前に歩き進めます。
20210103 大桑ー新高徳 P:鉄道博士
このあたりで、鬼怒川温泉行きの下りSL大樹1号を撮影します。
20210103 20400型 大桑ー新高徳 P:鉄道博士
下り普通列車(20400型)がやってきました。
20210103 6050系 大桑ー新高徳 P:鉄道博士
今度は、東武日光行きの6050系がやってきました。
20210103 SL大樹1号 大桑ー新高徳 P:鉄道博士
SL大樹1号がやってきました。
20210103 SL大樹1号 大桑ー新高徳 P:鉄道博士
C11の背後には、車掌車が連結されています。
20210103 大桑ー新高徳 P:鉄道博士
中岩橋を渡り、上りSL大樹2号を待ちます。
20210103 6050系 大桑ー新高徳 P:鉄道博士
通常塗装の6050系2輛編成と、6000系リバイバル塗装の6050系2輛編成が連結した4輛編成の下り列車が通過しました。
20210103 東武500系 大桑ー新高徳 P:鉄道博士
東武500系リバティの上り列車がやってきました。
20210103 253系1000番台 大桑ー新高徳 P:鉄道博士
JRから乗り入れている、253系1000番台 特急〈きぬがわ〉がやってきました。
20210103 SL大樹2号 大桑ー新高徳 P:鉄道博士
SL大樹2号がやってきました。下り勾配なので、煙は少ないです。
20210103 SL大樹2号 大桑ー新高徳 P:鉄道博士
20210103 新高徳 P:鉄道博士
新高徳駅に戻りました。
20210103 新高徳 P:鉄道博士
ホームで、下今市行き普通列車を待ちます。
20210103 6050系 新高徳 P:鉄道博士
先ほどのリバイバル塗装の6050系がやってきました。
20210103 6050系 新高徳 P:鉄道博士
20210103 6050系の車窓 大桑ー新高徳 P:鉄道博士
先ほど渡った中岩橋が見えます。
20210103 6050系 下今市 P:鉄道博士
下今市駅に到着しました。
20210103 6050系 下今市 P:鉄道博士
20210103 C11-207 下今市 P:鉄道博士
下今市機関区の転車台では、C11の方向転換が行われていました。
20210103 C11-207 下今市 P:鉄道博士
大樹3号・4号は運転しない日だったので、一旦、機関車を検修庫に入れるようです。
6050系の引退まで、そう長くはないようですので、読者の皆さんも、東武鬼怒川線沿線を訪れてみてはいかがでしょうか?
【著者】鉄道博士 / Dr. Railway
生後2ヶ月より、鉄道を眺め始め、列車の音が、子守唄代わりになる。 3歳で、交通博物館(鉄道博物館の前身)のリピーターとなる。保育園に登園前の早朝から、最寄駅に年200回ペースで通い始める。 5歳で、鉄道に関するニュースが読みたい欲で、毎日、複数の新聞を読むようになる。小学校入学までには、ほとんどの漢字を読めるようになる。 小学校の入学祝いに「国鉄監修 交通公社の時刻表(現 JTB時刻表)」を買ってもらい、全ページ読破し、旅行の計画を立てるようになる。 10歳で、一眼レフでの鉄道写真撮影をスタート。学生時代は、鉄道の写真をひたすら撮る生活を送り、塾等も行かず、法政大学へ入学。 その後も、企業の取締役、海外との業務提携等の仕事をしながら、鉄道写真を撮り続け、鉄道誌に寄稿を続ける。 1949年以降の日本の車輌であれば、数百種類の車輌の解説が可能。それぞれの特徴や魅力も含めて何でも楽しく解説する姿から”鉄道博士”と呼ばれるように。