川辺駿がプレミアリーグ挑戦へ!ウルヴスと3年半契約を締結

 グラスホッパーの日本代表MF川辺駿は、3年半契約でウォルバーハンプトンに加入した。

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 ウルヴスにとってクラブ史上初の日本人選手となった川辺はレンタル移籍の形でグラスホッパーに残り、今シーズン終了まではスイスでプレーする模様。2021年7月にサンフレッチェ広島から海外初挑戦となるグラスホッパー移籍を決めて以来、わずか半年でプレミアリーグのクラブと契約を交わすスピード出世となった。

 契約に関し、ウルヴスのテクニカルディレクターを務めるスコット・セラーズ氏は、「駿は私たちが何度も見てきた選手であり、今シーズンも本当によくやっている。彼は攻撃的な中盤の選手で、とてもエネルギッシュでいいクオリティを持っている」とコメント。「GBEの国際選手との契約基準により、駿は今月イギリスのクラブとサインできるが、この先はできなくなるかも知れない。なので今回の移籍に至った」と説明している。

 昨夏にグラスホッパーに加入した川辺は、今シーズン18試合に出場して4ゴール3アシストを記録。2021年3月に韓国戦で日本A代表デビューを果たし、6月のFIFAワールドカップアジア2次予選タジキスタン戦では、代表初ゴールを挙げている。

川辺が海外挑戦から半年でウルヴスに電撃移籍 Photo Koji Watanabe

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