新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、相模原市は就学援助(準要保護)世帯を対象に、児童生徒1人当たり3万円を独自に支給することを決めた。給付金事業費約2億4千万円を含む2021年度一般会計補正予算案を12日の市議会に提出する。
市によると、対象は児童扶養手当を受給しているなどの計4665世帯で、児童生徒数は約7千人。新小学1年生は約千人を見込む。
市議会で可決されれば、3月末までに支給される。新小学1年生については、議会可決後に全世帯に給付金支給の案内を出し、2月4日まで申請の申し込みを受け付ける。