【新型コロナ】横浜市、高齢者のワクチン接種加速へ 郵便局でも予約代行

記者団の取材に応じる山中竹春市長=横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を巡り、横浜市の山中竹春市長は7日、65歳以上の高齢者を対象とした3回目接種を2月7日から開始して3月末までの完了を目指すほか、ネット予約の支援策として郵便局などで予約代行できる仕組みを導入する考えを明らかにした。

 今回対象となるのは、市内の65歳以上の高齢者約95万人のうち、昨年12月から追加接種を始めた施設入所者を除く約86万人。

 接種間隔は最大1カ月間前倒しして7カ月とし、接種券は2月4日以降、昨年6月中に接種が完了した人から順に発送する。

 併せて、ネット予約の支援策として2月7日以降、302カ所の郵便局、18区役所で予約代行を行う。代行の利用に際しての費用は不要で、郵便局と連携した予約代行は県内自治体でも初めてという。120カ所の携帯電話販売店も予約に協力する。

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