8日(土)午後も、東・西日本では広く晴れて空気の乾燥が続きそうだ。北日本でも太平洋側は晴れるが、日本海側では夜に再び雪の範囲が広がる見込み。
予想最高気温は前日よりやや高いものの、全国的に平年並みの予想だ。
東・西日本中心に晴れて空気乾燥 北日本日本海側は夜に再び雪エリア拡大
8日(土)の日本列島は西から高気圧に覆われて、冬型の気圧配置が緩みつつある。一方、夜には前線を伴った低気圧が北海道付近を進む見込みだ。
また、別の低気圧が夜にかけて南西諸島付近を東へと進む予想。
8日(土)午後も、北日本の太平洋側や東・西日本は広く日差しがありそうだ。前日と比べると風もおさまる見込み。空気の乾燥した状態が続くため、火の取り扱いに気をつけたい。
一方、北日本の日本海側は雲が広がり、夜は再び雪の範囲が広がる予想だ。北海道では風も強まり、吹雪く所がある見込み。見通しの悪化や着雪などに注意が必要。
また、九州南部から沖縄の各地は、昼過ぎにかけて雨の残る所がありそうだ。
最高気温は全国的に平年並み予想 前日より少し寒さ和らぐ
8日(土)の朝は、全国およそ910の観測地点のうち、7割を超える地点で氷点下の冷え込みとなった。関東の積雪は前日と比べると少なくなったが、路面に雪が残っている地域では引き続き、車のスリップ事故や歩行時の転倒等に注意が必要だ。
午後は上空の強い寒気がゆっくりと抜ける見込み。最高気温は各地で前日より2℃前後高く、全国的に平年並みとなる予想。北風もおさまるため、前日と比較すると、寒さは少し和らぎそうだ。
(気象予報士・宮崎由衣子)