【横浜F・マリノス】新体制を発表 創設30周年、王座奪還とACL初制覇を 

記念撮影に応じる、前列左から山根陸、藤田譲瑠チマ、小池裕太、西田勇祐、後列左から吉尾海夏、西村拓真、永戸勝也、ンダウ・ターラ=日産グローバル本社(花輪 久写す)

 J1横浜Mは9日、横浜市西区の日産グローバル本社で2022年シーズンの新体制を発表した。クラブ創設30周年の今季は3年ぶりのリーグ王座奪還とアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の初制覇を目標に掲げる。就任2年目のマスカット監督は現在再来日後の隔離期間中で、クラブを通じて「多くの歓喜と挑戦をもたらすことを約束する」とコメントした。

 新加入は「パリ五輪世代」として期待されるMF藤田譲瑠チマや、鹿島から加入したDF永戸勝也ら6人。MF吉尾海夏、FWンダウ・ターラら5人が期限付き移籍から復帰した。

 スローガンは昨季と同じ「Brave and Challenging(勇猛果敢)」。黒沢良二社長は「未来のマリノスのための価値の向上を継続し、夢と活力をもたらせるクラブを目指して成長していく」と語った。

 チームは12日に始動し、17日から25日まで宮崎市で1次キャンプ、28日から2月5日まで2次キャンプ(非公表)を行い、リーグ開幕に備える。

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