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10日の成人の日を前に9日、長崎県内各地で成人式があった。
佐世保市はハウステンボス(HTB)であり、新成人約千人が出席した。市の成人式がHTBで開かれるのは初めて。
新型コロナの感染拡大で、昨年はオンラインで開催し、対面での式典は2年ぶり。式で朝長則男市長は「ふるさと佐世保の将来を担い、さらに大きな舞台で活躍することを心から期待する」と激励。新成人代表で登壇した川野愛実さんは「夢を育ててくれた佐世保への思いを胸に、自らの将来を切り開いていく」、川渕海斗さんは「失敗を恐れず、日々挑戦し続け、自ら未来をつくっていきたい」とそれぞれ決意を語った。
HTBの園内はあでやかな晴れ着や、はかまに身を包んだ若者たちが集まった。同市の学生、山口鷹平さんは「責任が増えるが社会人として頑張りたい。育ててくれた両親への親孝行をしていきたい」と語った。
新成人は2284人(男1228、女1056)。