長崎県東彼川棚町でまちづくりに取り組む「Kujaku Peace（クジャク ピース）」（前平泉代表）が9日、同町大崎半島の海岸で今年最初のビーチクリーンに取り組んだ。地域の海をきれいにしようと、2020年から自主的に不定期で活動している。
メンバー8人が参加し、海岸に打ち上げられたペットボトルや空き缶、ビニール袋などを“拾い初め”。30分ほどで、大量のごみが集まった。
ごみの山を見た前平代表は「全部人間が出したごみ。自分も含め、今の人間の姿を表していると思う」とため息。活動を共にする仲間たちを見回すと「でも、こうして自主的に拾う人がいるのもまた、人間の姿よね」と気持ちを新たにしていた。
