【新型コロナ】在日米軍基地で外出制限始まる 横須賀・厚木でも14日間 不要不急の活動は認めず

米軍横須賀基地

 新型コロナウイルス感染者の急増を受けて、在日米海軍司令部(神奈川県横須賀市)は10日夕、不要な外出を認めない外出制限を開始した。日本政府と米側の合意に基づき、24日午前6時まで行う。

 同司令部によると、基地の外では、不要不急の活動は認めない。食料品や医薬品購入、通院、ランニングなどの生活に不可欠な行動もマスク着用を義務付ける。飲食店でテークアウトはできるが、着席しての食事はできない。責任者が許可した場合を除き、バーや劇場、カラオケ店などは利用できない。

 午後10時から翌朝の6時の間は、職場と自宅の往復以外は基本的に認めない。ただ、夜勤者が帰宅途中にコンビニに立ち寄ることなどは例外的に認めるという。

 ◇

 米海軍厚木基地は10日、7日以降、新たに12人の感染者が判明したと明らかにした。同基地内の感染者は10日現在109人という。

© 株式会社神奈川新聞社