東京都 病床確保レベルを“1”から“3”へ一気に引き上げ

新型コロナの急激な感染拡大が続いています。東京都の小池知事は、推定で感染者の7割が新しい変異株であるオミクロン株の疑いがあるとし、デルタ株からの置き換わりの可能性を示唆しています。

1月10日に東京都内で新たに確認された新型コロナ感染者数は871人で、前週の同曜日に確認された103人の約8倍となりました。そして、直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は774.6人で、前週の1023.2%と急激に増加しています。一方で、重症者は3日連続で4人となっており、亡くなった人の報告はありませんでした。

感染者数の急増を受けて、小池知事は8日に感染者のデルタ株からオミクロン株への置き換わりの可能性を示唆しました。東京都では病床確保レベルをこれまでの"レベル1”から一気に"レベル3”に引き上げ、今後のさらなる感染拡大に備える方針です。

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