サッカーJ2のV・ファーレン長崎が10日、2022年シーズンに向けて始動した。クラブハウスがある諫早市サッカー場で約1カ月ぶりの全体練習を実施。ファンが見守る中、リラックスした雰囲気でオフ明けの体をほぐした。年末に帰国した外国籍選手はコロナ禍の感染防止対策のため合流が遅れる。
昨季はリーグ4位で終了。序盤は下位に沈み、5月の松田浩監督就任を皮切りに巻き返したが、自動昇格圏の2位以内に入れなかった。3季ぶりにJ1参入プレーオフが復活する今季は3～6位も昇格のチャンスがある一方、J1から4チームが降格してくる。松田監督は「目標がJ1昇格になるのは間違いない。非常にタフで厳しいリーグになると覚悟している」と気を引き締めている。
今週は諫早でフィジカルトレーニングを行い、17～28日に沖縄で1次キャンプ、31日～2月5日に宮崎で2次キャンプに臨む。開幕節は2月19、20日、昨季12位の東京Vをホームに迎える。今季日程の詳細は1月21日に発表される。
