真っ赤なスキーウエア身につけたレディー・ガガ 散らす女同士の火花 「ハウス・オブ・グッチ」本編映像

1月14日より劇場公開される、レディー・ガガ主演、リドリー・スコット監督の映画「ハウス・オブ・グッチ」から、パオラ・フランキとパトリツィアが火花を散らすシーンの本編映像が公開された。

公開された本編映像は、パトリツィア(レディー・ガガ)が、スキー場でパオラ・フランキ(カミーユ・コッタン)に、「盗みを働いたことは?」と問いかけるシーンから始まる。「“人のものに手を出すな”と娘に教えてるところよ」と暗に相手にプレッシャーをかけるパトリツィア。映像の最後でもパトリツィアは、勝ち誇ったかのような表情をみせる。パトリツィアが全身真っ赤なスキーウエアを着こなしているのに対し、パオラは対照的な真っ白なスキーウエア。衣装からも二人の間には散る火花が伝わってくるシーンとなっている。

パオラ・フランキは、マウリツィオ(アダム・ドライバー)の幼なじみで、偶然再会を果たしたことをきっかけに、次第にマウリツィオと距離を縮めていく女性。Netflix「エージェント物語」で注目を集め、「スティルウォーター」やBBC「キリング・イヴ/Killing Eve」にも出演する女優カミーユ・コッタンが、パオラを演じている。

パオラ役を演じたカミーユは、「パオラにはとても心動かされた。自分が手に入れたいものを分かっていて、それを誰かに見せつける気もない。パオラには、パトリツィアにはない自信があり、ライバルであるパトリツィアとは気が合わないの」と役柄について語っている。また、共演シーンの多かったアダム・ドライバーについては「アダムはとてもきちんとしていて鋭く、同時に役柄の可能性を模索する余裕も持っていた。彼の演技には根拠があり、とてもよく考えられていたと思う。身体の使い方が舞台風だという特徴もあった」と、現場での印象を振り返っている。

「ハウス・オブ・グッチ」は、華麗なるグッチ一族崩壊の真実を描くサスペンス。グッチ一族の確執とGUCCI創業者グッチオ・グッチの孫にあたる3代目社長マウリツィオ・グッチ殺害事件が描かれる。殺害事件の黒幕でグッチ家崩壊を招くパトリツィア・レッジャーニを、レディー・ガガが演じる。夫マウリツィオ・グッチをアダム・ドライバーが演じるほか、オスカー俳優のアル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ、ジャレット・レトなどが顔をそろえている。監督は、「エイリアン」「ブレードランナー」など幅広い作品を世に送り続けるリドリー・スコットが務める。

【作品情報】
ハウス・オブ・グッチ
2022年1月14日(金)より日本公開
配給:東宝東和
© 2021 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.

© 合同会社シングルライン