２００１年 福山市明王台で主婦が殺された事件で、殺人などの罪に問われた被告の弁護団が、裁判で無罪を主張する方針を明らかにしました。
福山市の無職 竹森幸三被告（６７）は、２００１年、福山市明王台の住宅で、当時３５歳の主婦の腹を果物ナイフで刺すなどし失血死させたとして、殺人などの罪に問われています。
弁護側によると、竹森被告は、「被害者と面識はなく家にも行っていない」などと話していて、全面的に無罪を主張する方針だということです。
【犬飼俊哉・主任弁護人】
「（警察による）自白調書が信用できるものか。弁護人側としては信用できるものとは考えていない」。
弁護側は、逮捕の根拠となったＤＮＡ型の鑑定方法についても争う可能性があるとしています。
