バックス関係者2人がコロナ感染 活動停止、ホーム戦中止で調整

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 アイスホッケーアジアリーグのHC栃木日光アイスバックスは12日、チーム関係者2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。チームは同日から活動を停止し、再開は未定。15、16日に予定しているホームゲームは中止の方向で調整に入った。

 12日早朝にチーム関係者1人、午後には別の1人に37.5度の発熱があり、共にPCR検査で陽性となった。2人は隔離状態で療養中で容体は安定しているという。他に体調不良を訴えているチーム関係者はいない。

 チームの濃厚接触者は調査中。同日夕、チーム関係者全員がPCR検査を実施した。選手やスタッフの安全が確認できるまでチーム活動を停止する。

 バックスは開幕直前の昨年9月に選手3人が感染し、2週間活動を停止、ホームで実施予定だった開幕戦を含む4試合が中止となった。濃厚接触者などの状況次第では同様の措置が取られる可能性がある。

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