【新型コロナ】川崎で327人感染 特養ホームのクラスター拡大

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は13日、同市内外に住む10歳未満~90代の男女327人の感染が新たに確認されたと発表した。軽症が298人、無症状29人。

 年代別の内訳は、20代が115人、30代が64人、40代が36人、50代が34人、10代が33人、10歳未満が19人、60代が14人、70代が7人、90代が4人、80代が1人。234人の感染経路が不明。陽性患者との接触者は93人で、このうち家庭内感染は31人。

 関係者6人が感染し、クラスター(感染者集団)が発生している特別養護老人ホームで新たに看護師1人の感染が判明した。

 また市は同日、市立下布田小学校と市立西生田小学校、市立中野島小学校でいずれも関係者1人の感染が判明したと発表。下布田小は18日まで、他2校は14日まで一部の児童や教員に登校・出勤を控えてもらう。

 また、「レイモンド中原保育園」(中原区)と「みやざき保育園」(宮前区)、「馬本保育所」(宮前区)、「第2くまのこ園」(多摩区)でそれぞれ関係者1人の感染が判明し、当面の間、臨時休園する。

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