栃木県内、待機児童42人 40人が0~2歳児 21市町はゼロ

栃木県庁

 県保健福祉部は13日、県内の保育所の利用待機児童数が、2021年10月1日時点で前年同期比32人減の42人だったと発表した。特定の保育施設を希望しているなどの理由で待機児童数には含まない「潜在的待機児童数」は41人減の1107人だった。

 市町別では小山市が17人、上三川町16人、栃木市7人、高根沢町2人で、いずれも減少。ほかの21市町は待機児童数ゼロだった。42人のうち40人が0~2歳児で、同部は「低年齢児に必要な数の保育士や受け入れ枠が不足しており、引き続き市町と連携して対策を講じる」とする。

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