グラミー賞ノミネートのUKジャズ最前線デュオ、ブルー・ラブ・ビーツが新ALから先行シングル第2弾が公開

デュア・リパやモーゼス・ボイド、サンダーキャットなど錚々たる面子と共演を重ね、アンジェリーク・キジョ―の最新作『Mother Nature』に参加しグラミー賞にもノミネートされるなど、世界的にも急速に支持を集めているロンドンのジャズトロニカ・デュオ、ブルー・ラブ・ビーツ。

そんな彼らが名門ブルーノートからリリースするニュー・アルバム『マザーランド・ジャーニー』から、先行シングル第2弾として「ガッタ・ゴー・ファスト」の配信がスタートした。

<動画:Gotta Go Fast

「ガッタ・ゴー・ファスト」では、アーロ・パークスやセレステと共演するなどUKジャズ・シーンの中で急速に成長を遂げている若き才媛トランぺッター、ポピー・ダニエルズをフィーチャー。アップ・テンポの中にエフェクトの効いたトランペットが響き渡り、彼らの音楽性の新たな一面を垣間見ることが出来る印象的なトラックとなっている。

楽曲について、ブルー・ラブ・ビーツは「この曲はパンデミックの真っただ中に作ったもので、ポピー・ダニエルズと取り組んだ最初のトラックだった。彼女のソロは1テイクで録り終えたんだけど、ぶっ飛んだよ。アルバムの中でもお気に入りの1曲だ。ポピーのような才能溢れるミュージシャンとプレイできるのはとても光栄なことだよ。この曲のテンポやヴァイブスは普段の僕たちとは少し違うけど、ライヴで演奏するのが楽しみだね!」とコメント。

そしてフィーチャリングに迎えられたポピー・ダニエルズは「参加出来てとてもエキサイトしています!私がレコーディングを楽しんだのと同じくらい皆さんにもこの曲を楽しんでもらえると嬉しいです!」と語っている。

Kan Sanoとスプリット7インチをリリースするなど、日本でも話題を呼んでいるブルー・ラブ・ビーツ。今回のアルバムにはこれまでシングルとしてリリースされた「レーベルズ」や「ダット・イット」といった楽曲から、新世代の歌姫ピップ・ミレットをフィーチャーした「ホーム」、フェラ・クティのサンプリングを交えながらアフロ・ビートに新たなアプローチを見せる「マザーランド・ジャーニー」など、彼らのルーツをベースとしながらもそれをUKジャズ・シーンというフィルターを通して新たな響きへと昇華した、傑作の名に相応しい仕上がりとなっている。さらに日本盤にはボーナス・トラックとして、今年5月にリリースしたEP『We Will Rise』からの4曲も収録される。

**■ブルー・ラブ・ビーツ \(Blue Lab Beats\) プロフィール
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D・インフルエンスのクワメ・クワテンの息子でありプロデューサー/ビートメイカーのNK-OKことナマリ・クワテンと、マルチ奏者のMr DMことデヴィッド・ムラクポルによるユニット。2013年に北ロンドンを拠点として結成され、2016年に初の作品「Blue Skies」をリリース。2017年には2nd EP「Freedom」をリリースし、2018年に待望の1stアルバム『Xover』を発表。

モーゼス・ボイドやヌバイア・ガルシアなど気鋭のミュージシャンが参加し、ジャズとソウルなどあらゆるジャンルを独自のビートに昇華させたサウンドは大きな話題を呼んだ。2019年には2ndアルバム『Voyage』をリリース。サンパ・ザ・グレイトなどがゲストで参加し、ジャズとクラブ・サウンドを融合させた音楽性を更に進化させた。2020年にはブルーノートの名曲たちを現在のUKジャズ最高峰のミュージシャンが再解釈したアルバム『ブルーノート・リイマジンド』への参加でも話題となった。

2021年には名門ブルーノートと契約を果たし、5月にEP「We Will Rise」をリリース。

トム・ミッシュ、ジョルジャ・スミス、エズラ・コレクティヴ、シャバカ・ハッチングス、ヌバイア・ガルシアなど多くのアーティストが世界的に活躍し隆盛を極める現在のUKジャズ・シーンの中でも最注目の存在。

■リリース情報

ブルー・ラブ・ビーツ AL『マザーランド・ジャーニー』
2022年2月25日発売 UCCQ-1554 SHM-CD ¥2,860(tax in)
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