立憲民主党新潟県連が臨時大会を開き、新代表に衆院議員の菊田真紀子氏を選出

県連代表に選出されたの菊田真紀子衆院議員

立憲民主党新潟県連は15日、臨時大会を開き、代表に副代表の菊田真紀子衆院議員を選出した。代表だった西村智奈美衆院議員は副代表に選出された。

菊田代表は、新代表挨拶のなかで、「今年は政治決戦ということで、5月29日の県知事選挙、それに続く参議院選挙、大変厳しい選挙でございます。とりわけ、県知事選挙のさなかには、参議院選挙の候補が独自の運動することは制限をされます。さきの衆議院選挙におきまして4勝2敗とオール野党の力を大いに発揮している新潟県は、自民党にとっては一番肉らしい、何としても潰したいという選挙区であろうというふうに想像ができます。そんななかでありますけれども、ぜひ皆さんと知恵を出しアイデアを出し、力を合わせ、心を合わせて戦いに全力で取り組んでいきたい」と語っていた。

一方、県連大会終了後の会見の中で、今年実施が予定されている知事選、参院選、新潟市長についてたずねられた菊田代表は、「みんな重要な選挙と考えています。正直申し上げまして、昨年衆議院選挙中心ということで、県知事選と参議院選、新潟市長選挙にどう取り組むの十分な議論や準備ができませんでした。今月中にもう一度、常任幹事会を開きまして、皆さんしっかりと腹合わせをしていきたい」と話していた。

また、「とりわけ県知事選挙と参議院選挙は間が非常に近く、5月29日と7月10日ということが想定されますので、そういったことからしましても、(県知事選挙と参議院選挙を)切り離してはあまり考えられない。やはり一緒にどうするのかということを早急に考えていきたいというふうに思っています」と語っていた。

なお立憲民主党を支持する連合新潟の牧野茂夫会長は、臨時大会の挨拶の中で、現職知事である花角英世知事の県政運営を評価し、次期知事選に花角知事が出馬した場合の支援について前向きな発言をしていた。

臨時大会の様子

© にいがた経済新聞