【16日】長崎港で30センチの津波観測 県内にも注意報、人的被害なし

 福岡管区気象台によると、長崎県内では16日午前6時4分に長崎港で30センチの津波を観測。県内17市町に発表されていた津波注意報は、同日午後2時に解除された。県災害警戒本部によると人的被害などはないという。
 同気象台によると、県内に津波注意報が発表されたのは2016年4月の熊本地震以来。
 注意報を受け、させぼパール・シー(佐世保市)は、九十九島遊覧船パールクイーンやヨットの運航を全て取りやめ。同市の九十九島水族館(海きらら)は、施設が海に面していることから、安全を考慮して通常の午前9時開館を見送り午後1時から営業するなど影響がでた。


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