自動運転バス 小山で実験 小山駅~白鴎大大行寺 市街地、安全面に配慮

自動運転バスに乗り込む人たち

 【小山】センサーやカメラを搭載した自動運転バスの実用化を目指す県の「ABCプロジェクト」の実証実験が16日、JR小山駅西口と白鴎大大行寺キャンパスを結ぶ約1.8キロ区間で始まった。市街地の周遊性や学生ニーズを探るため、29日まで実施する。昨年6月に行われた茂木町に続き2カ所目。

 停留所は計10カ所。午前9時~午後5時、1日7往復の計14便を運行する。車や自転車、歩行者が多い場所での実験となるため、今回は初めて一部の道路にセンサーを設置したり信号機とバスを通信連携させたりしている。

© 株式会社下野新聞社