日産 ノートAUTECH CROSSOVERをベースに、オーテックジャパンによるリフトアップなどのカスタマイズでさらにクロスオーバーテイストが増した「ノートAUTECH CROSSOVER CUSTOMIZED」が東京オートサロン2022で出展された。市販化を望む声が聞こえてきそうなノートAUTECH CROSSOVER CUSTOMIZEDを解説していく。
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日産車のスペシャリスト「オーテックジャパン」が手掛けるクロスオーバーテイスト満載のノートが登場
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エンジンで発電しモーターで走行する「e-POWER」を採用したことで、日産を代表するモデルといっても過言ではないほどの人気車種となったノート。現在販売されている3代目モデルでは、上級車種のノートオーラと共に2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いとなっている。
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そんな3代目ノートに昨年10月に追加されたのが「ノートAUTECH CROSSOVER(オーテック クロスオーバー)」だ。先代モデルにも「C-Gear」というクロスオーバーテイストをプラスしたグレードが存在していたが、このモデルでは専用チューニングがなされたリフトアップサスペンションやパワーステアリングを持ち、大径タイヤと合わせてよりクロスオーバーSUVらしいモデルに仕上がっているのだ。
45mmのリフトアップ+オールシーズンタイヤの装着でオールラウンダーぶりを強調
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今回の東京オートサロン2022では、そのノートクロスオーバーをベースに更なるクロスオーバーテイストをプラスした「ノートAUTECH CROSSOVER CUSTOMIZED(オーテック クロスオーバー カスタマイズド)」が出展された。
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このモデルではすでにベースのノートよりもリフトアップされているノートクロスオーバーの4WDモデルをベースに、サスペンションと大径タイヤに変更することでさらに45ミリほどリフトアップ。タイヤには205/55R17サイズのオールシーズンタイヤ、ミシュラン クロスクライメート2を装着し、より一層のオールラウンダーぶりを強調した。
なお、この17インチアルミホイールはセレナAUTECH SPORTS SPECに装着されているものをブラック塗装したもので、それに合わせてホイールのハブはわざわざ5穴化がなされている。
市販化を望む声が多く出そうなアイテムもプラス
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車高アップによって立体駐車場に入るというノートクロスオーバーの美点が失われてしまってはいるが、立体駐車場を使用することがないユーザーにとっては、リフトアップの恩恵の方が大きいとも言えるので、カスタマイズの方向性としては大いにアリと言えるだろう。
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そのほか、ドアミラーと同じメタル調フィニッシュとしたフロントのスキッドプレートプロテクターやサイドストライプデカール、ホイールアーチガーニッシュ専用シルバーデコレーションなど、参考出品ではあるものの、市販化を望む声が多く出そうなアイテムもプラスされている。
[筆者:小鮒 康一/撮影:佐藤 正己]