ビーウィズ 開発拠点「デジタルラボ長崎」を4月に設立 需要増え1年前倒し

 長崎市でBPO(業務委託)やコールセンターを展開しているビーウィズ(東京)は19日、4月1日に開発拠点「デジタルラボ長崎」を同市内に設立すると発表した。デジタルBPOサービス開発や地場企業との新サービス開発にあたる。
 同社は人材派遣大手パソナグループ(東京)の完全子会社。2006年、保険会社や大手家電メーカーの業務を代行するコールセンターを長崎市万才町のビル内に開設。現在、約500人が勤務する。
 19年5月には、デジタル開発拠点に関する立地協定を県と同市と締結し、23年4月に開設する方針だった。業務効率化などのデジタルサービス需要が増え、開設を1年前倒しした。
 開発拠点は、既存のコールセンターと同じビル内に設け、約10人体制でスタート。パソコンの定形事務作業を自動化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)や人工知能(AI)を活用したデジタルBPOサービスを企業の要望に応じて個別に開発、提供する。


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