シロイルカが「福は内」 アナゴの恵方巻水槽も 横浜・八景島シーパラダイス

「福は内」の掛け声に合わせ、頭を振って豆をまくシロイルカ「パララ」=横浜市金沢区の横浜・八景島シーパラダイス

 コロナ禍終息へ「福は内」―。節分の日を前に、横浜・八景島シーパラダイス(横浜市金沢区)の水族館「ふれあいラグーン」で22日から、毎年恒例の「シロイルカの豆まき」が始まる。2月6日まで、毎日午後1時10分から。

 豆まきを担当するのは雌のシロイルカ「パララ」。豆入りの升を先端に取り付けた特製の棒を使用する。21日には報道陣向けにその様子が公開された。

 シロイルカは他のイルカより首を前後に大きく動かすことができる。そうした特性を生かして、パララが口にくわえた棒を「福は内」の掛け声に合わせて振り、客席に豆をまいた。

 担当飼育員の加登岡愛実さん(31)は「皆さまにたくさんの福が届くよう気持ちを込めたい。シロイルカの生態もぜひ知ってほしい」と話していた。

 狭い場所を好む習性があるアナゴの恵方巻水槽も2月6日まで水族館「アクアミュージアム」で展示する。問い合わせは、同園電話045(788)8888。

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