とちぎ冬季国体で2県が出場辞退 大分と宮崎、コロナ感染拡大で

栃木県庁

 栃木県は23日、24日に日光市で開幕する「いちご一会とちぎ国体」冬季大会に出場予定だった大分、宮崎の2県の選手団が不出場になったと発表した。同大会を辞退する選手団が出たのは初めて。いずれも新型コロナウイルス感染拡大を辞退の理由としている。

 両県選手団の選手は各1人で、いずれもショートトラックの選手だった。県によると、選手の所属先で新型コロナ感染者が発生し、選手が濃厚接触者に該当する恐れがあったことなどが理由という。参加選手団は42都道府県となった。

 大会の開催基準要項では、参加都道府県の4分の1(11都道府県)以上が辞退した場合に大会の中止を検討するとしている。

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