偽の技術者 送油管の穿孔に手間取り油蒸気噴出 作業場は大爆発 「パイプライン」本編映像

2月4日より劇場公開される、ソ・イングクの8年ぶり映画復帰作「パイプライン」から、冒頭シーンの本編映像が公開された。

公開された映像は、“ピンドリ”を名乗る偽物の穿孔技術者が農場を訪れるシーンから始まる。作業場に案内された偽物のピンドリは「3分あれば(送油管に)穿孔できます」と豪語し、さっそくドリルを手に作業を開始する。しかし3分で終わるはずの作業は手間取り、油蒸気が噴出。火の粉が自身の足に燃え移った偽物の“ピンドリ”は大パニックに陥り、作業場は大爆発する。そんなコミカルなシーンから一転し、ソ・イングク演じる本物の“ピンドリ”が登場。白いシャツとブランドもののスーツをスマートに羽織り、香水をかけ、荷物を載せた赤い車に乗りこむ。

「パイプライン」は、原油泥棒を題材としたケイパームービー(強盗映画)。韓国の地下に隠された、“黒いダイヤモンド”と称される数千億ウォンもの価値がある原油を盗み出し、人生大逆転を夢見る6人の“盗油師”が繰り広げるチームプレーを描く。「マルチュク青春通り」「江南ブルース」などのユ・ハ監督がメガホンを取っている。主演を務めるのはソ・イングク。盗油業界一の穿孔技術者を演じ、2013年の「君に泳げ!」以来8年ぶりのスクリーン復帰を果たした。

【作品情報】
パイプライン
2022年2月4日(金) シネマート新宿ほか 全国ロードショー
配給:クロックワークス
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