サンフレッチェ広島 DFの要 荒木隼人が思い描く2022年

熊本で1次キャンプを行っているサンフレッチェ広島

今回はDFの要、荒木隼人選手に今シーズンの戦い方と個人としての思いを聞きました。

荒木隼人選手「チーム全体としてけが人で離脱者が出ていないところは非常によくやれているかなと思うし、普段の練習から落とし込むところを意識してやれているのかなと思います」

186㎝の長身を生かした空中戦と、対人守備の強さが光るサンフレッチェ守備の要、荒木隼人。

攻撃的にアグレッシブなサッカーを目指す今シーズン、新型コロナの影響でスキッベ新監督不在で始まった1次キャンプの中でも守備の分部で伝えられていることがある。

荒木隼人選手「前からボールを奪いに行こうということなんで、前にいる選手についていこうという意識はすごく持っています」

練習試合では、荒木が高い位置でボールを奪うシーンが多く見られた。

荒木隼人選手「去年も少し前からいこうという話はしていましたけど、今年はより明確にもっともっと強くいこうという話はしているので、去年よりは意識は高まっているのかなと思います」

高まった意識はプレーだけではない。4年目の今シーズン、チーム内での立場や考え方にも変化が出てきた。

荒木隼人選手「去年・一昨年くらいまでは若手と言われる部類に呼ばれていたと思うけど、今年は中堅の年齢にもなってくるのでしっかり下と上をつなぐような役割をしていきたいなというところを自分の中で意識してやっています。どんな時もどんな人に対しても聞く耳を持つことは意識してやっていますね」

昨シーズン、キャプテンマークを任される試合もあった荒木。チームからはリーダーとしての期待も高い。

荒木隼人選手「やらなきゃいけない思いは非常にあります。去年より成長したところを個人的には見せていきたいですし、ピッチ内でもっと存在感を見せられるような選手になって直接チームにいい結果をあたえられるような選手になっていきたいなというのを目標にしていきたいと思っています」

サンフレッチェが再び王座を奪い返すためには荒木隼人の存在が必要不可欠だ。

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