ガッツさん、競技に挑戦 若者向けPR動画を制作 宇都宮市 とちぎ国体

市が制作したPR動画の一場面

 【宇都宮】今年開催予定の「いちご一会とちぎ国体」を若者に知ってもらおうと、市はオリジナルPR動画を制作し、今月、会員制交流サイト(SNS)などで配信を始めた。

 PR動画には本県出身の元プロボクサー、ガッツ石松(いしまつ)さんが出演。市内で開催されるバスケットボール、陸上、剣道、サッカーの4競技に挑戦する動画をそれぞれ15秒ほどでまとめた。今月は予告編として流し、順次、競技ごとの動画を配信していく。

 2020年度の市政世論調査で国体の認知度は20代男性(約67%)と30代女性(約59%)が他の世代と比べて低く、若者層へのアプローチが課題とされている。市国体・障害者スポーツ大会局は「PR動画をきっかけに一人でも多くの市民に国体開催を知ってもらい競技会場に足を運んでもらえれば」としている。

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