第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」冬季大会スケート・アイスホッケー競技会第3日は26日、日光霧降スケートセンターほかで行われ、スピードスケート成年男子500メートルで25歳の栃木県スポーツ専門員、阿部啓吾(あべけいご)(県スポーツ協会)が36秒44で初優勝した。2年前の覇者の川目拓磨(かわめたくま)(同)も3位に入った。
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阿部は最終コーナーを抜けて2番手からトップに立ち、2位以下を0秒06秒差で抑えた。成年女子500メートルでは宇佐見鈴音(うさみすずね)(同)が4位、上鹿渡双葉(かみかどふたば)(同)が6位となり、少年男子500メートルでも萩原由侑(はぎわらゆう)(宇都宮工高)が7位入賞した。
競技初日のアイスホッケーは、成年男子1回戦で栃木県が12-0で広島に完勝し、2回戦へ進出。フィギュアスケート成年男子フリーに臨んだ鈴木雄大(すずきゆうだい)(尚美学園大)は24位だった。
今大会の県勢優勝はショートトラック成年男子1000メートルの斎藤慧(さいとうけい)、同成年女子500メートルの山浦美和子(やまうらみわこ)(ともに県スポーツ協会)に続き3人目。大会第3日を終え、栃木県は天皇杯得点(男女総合成績)は59点で8位、皇后杯得点(女子総合成績)は26点で10位につけた。