「10万円給付」申請6割 長崎市、早めの手続き呼び掛け 2月末まで

 新型コロナウイルス対策で18歳以下の子どもを対象にした10万円の臨時特別給付について、長崎市は25日、受給手続きが必要な世帯の申請率が6割前後にとどまっていると明らかにした。申請期間は2月末まで。市は早めの手続きを呼び掛けている。
 主な対象世帯別の申請率は、高校生または同年代だけを育てる世帯は約55%、児童手当を受給している公務員の世帯は約64%。児童手当を受給する中学生以下の世帯や、受給対象の弟妹がいる高校生らの世帯は申請する必要がない。
 申請書は、市の子育て応援情報サイト「イーカオ」または市内20カ所の地域センターで入手し、市子育て支援課に郵送するか、各地域センターに提出する。同課は「申請率が100%になるよう、引き続き周知に努める」としている。問い合わせは同課(電095.829.1270)。


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