日本塗装工業会県支部 塗装の仕事に関心を 上越市でボランティア

 日本塗装工業会県支部は26日、上越市高土町3の上越人材ハイスクールで教室内の塗装ボランティアを行った。会員10人が参加し、手早く丁寧に教室の壁を塗装していった。

 日本塗装工業会では毎年11月16日を「いい色の日」として、塗装工業に関心を持ってもらおうと公共施設でボランティア活動を行っている。県内では上越、中越、下越のブロックごとに輪番で奉仕活動を行っていて、上越地域では2018(平成30)年の妙高市以来。

 同日は、古くなった壁の凸凹や穴を埋め、ローラーで塗装。コロナ禍により需要が高まっている抗ウイルス塗料を使用し、壁面に満遍なく塗っていった。

会員10人が参加。教室の壁を素早く丁寧に塗装していった

 日本塗装工業会県支部副支部長の清水武彦さん(糸魚川市)によると、コロナ禍により建築やリフォーム現場で多人数での作業ができなくなるなど、影響が出ているという。来年10月には、長岡市で「全国塗装競技大会」が開かれるとし、「私たちの仕事に、少しでも興味、関心を持ってもらえたら」と願った。

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